我が家と思って

いただけるように。

スタッフメッセージ


80代患者さんとの出会いが、今も私を支えている

若菜さおり 看護師

新人の頃、ある80代の患者さんと出会いました。その方は誰にでも優しく、どんなに辛くても弱音をはかず、いつも笑顔を絶やさない方でした。その方と出会って、人としての生き方や看護師として大切なことを学んだように思います。そして「優しい看護師さんになってね」と言っていただいたことを昨日のように覚えています。入院中であっても、体調の良い日には趣味の書道をしたりと、自分らしい生き方を大切にされていることに感動しました。
そして私はいろいろな部署を経験していくなかでも、初心の気持ちを大切にしながら、今関わっている方、これから出会う方が、少しでもその人らしい生き方ができるようにお手伝いできたら…が行動の中心となり、「今日は少し元気ないな」「水分は足りてるかな?」と見守りながら、誰よりも早くそのサインに気付いてあげられるようになりたいと思っています。この多生苑西栄町の生活が、ご自宅と同じように楽しく、安心して元気に過ごす毎日でありますよう、精一杯お手伝いさせてください。心配なこと不安なことがありましたら、何でもご相談していただければうれしいです!



人生についていろいろ学べる場
どんな話を聞かせていただけるか楽しみ!

安部加奈子 介護福祉士

私はおばあちゃん子だったんです。両親は働いていたのでおばあちゃんからいろいろ面倒観てもらってました。おばあちゃんは元気でごはんもつくってくれてたし、介護は必要なかったけど、お年寄りのお世話をしたり、いろいろコミュニケーションしたいなと思って介護士になりました。お年寄りから聞く昔話が好きです。思い出話や戦争体験とか…おばあちゃんの知恵袋的な話も。そのおかげで小学校の時、先生から掃除のし方で褒められたことも。ここはいままでの介護施設とは違い、人生の大先輩の方々がゆったり過ごしていただくための場所。接遇、おもてなしといったきめ細かなサービスを提供していきたいなと思っています。また介護の仕事は体力も大事。いつまでも元気で、みなさんのお話を聴かせていただきながら、できるだけ長くこの仕事を続けていきたいです。



笑顔がたくさん生まれるところにしていきたい

兼子光 介護福祉士

中学校のとき祖父が体調を崩し世話をしなくてはいけなくなった時、介護の道に進んで自分も何か手助けできることはないかなと考えるようになったことがキッカケです。介護士になって14年、「自分だったらこうしてもらいたいなぁ」と相手の気持を意識して動くことを大切にしています。やり甲斐はあります。入浴の時など、ご自分の力でできない方を介助してうれしそうに笑顔を見せてくれたとき、僕もまた笑顔になっています。会話するのが好きで、直接触れあって仕事をすることが自分は向いていると思っています。できるだけひとりひとりと関わって、笑顔がたくさん生まれるところにしていけたらいいなぁと思っています。たとえ病気をお持ちの方でもできるだけ前向きでいていただけるようにがんばります。